2005年05月28日
奥多摩 大菩薩領(2,056m)
大菩薩領

 昨年の秋、ここで腰を痛め途中で引き返した嫌な思い出があるコース。
・・今回は再挑戦です。

【行程・時間】 歩行時間 3時間30分
 自宅(車)〜日川峠(駐車場 9:00)〜福ちゃん荘〜賽の河原〜雷岩〜大菩薩嶺〜雷岩〜唐松尾根〜駐車場 到着(13:00)
 


【コースデーター】
 
途中写真撮影などタイムロスが多いので・・・参考程度に 
到着/出発 標 高
日川峠  9:00 1394m
福ちゃん荘 9:20 1450m
賽の河原 10:30 1890m
雷岩 11:00 1920m
大菩薩領 11:30
2057m

 9時前に日川峠のロッジ長兵衛の無料駐車場に到着。
この日の大菩薩峠は曇り、朝のほんの一瞬富士山が姿を見せてくれたが、その後はガスが出て折角の景色は見えずじまいだった。

 駐車場を9:00に出発してカラマツ林の中の道を福ちゃん荘まで足慣らしのためゆっくり登る。 途中から車道へ降りて歩きやすい平坦な道を少し登ると福ちゃん荘に着く。
 ここからは、右回りのコースを選び、富士見小屋(廃屋)から介山荘方面へ向かう。 途中の展望台から富士山と真っ赤に咲いているミツバツツジを撮影し、幅が広くて比較的歩きやすい昔の道(?)を峠目指して登る。峠の上に出ると、そこに介山荘が建っていて大勢の登山者が休憩していた。(10:00)

  小屋の少し上に、中里介山「大菩薩峠」の立派な記念碑が建っている。 その前を通り、雷岩へ向かう尾根道を辿る。 尾根道はこのコースで最高の展望で、晴れていれば富士山から奥多摩・丹沢の山並みが見渡せるはずだが・・・、あいにく今日はガスが出て笹で覆われた草原が見渡せただけだった。

しかし、林から開放された尾根歩きは爽快!。 谷から吹き上げてくるガスがかかる樹林の変化を楽しみながら快調に歩く。

 しばらく緩やかな坂を上りきり、少し下ったところが賽の河原だ。 

 名前のとおり、小石のガレ場で殺伐とした風景が広がる。

残念ながら、霧で遠望はできなかったが時折日が差す薄曇りの天気で、尾根歩は気分爽快。
この付近は、夏になるとヤナギランが咲き乱れるそうだが、この時期は花は少ない。

快調に登りを重ね、一気に雷岩まで歩く。
急坂もなく、初心者でも楽しく歩けるのがいい。
 
雷岩から大菩薩嶺までは、鬱蒼とした林の中を歩く。
カラマツは新緑が鮮やか。 
頂上は視界が無く、標識がないと分からないほど変化がない。

頂上を直ぐに折り返して、雷岩まで戻り、展望が開けたところで昼食にする。
帰りは、笹で覆われたカラマツ尾根の急坂を下る。
やがて急坂が終わると登山道は唐松林のに入る。

途中の林の中にミツバツツジが蕾をつけていた。
  福ちゃん荘まで下山する途中、新緑を楽しみながら下る。
雷岩から約40分ほどで福ちゃん荘に着いた。 

一息入れたら、車道をロッジ長兵衛まで軽快に下る。

13:00 車を止めてあるロッジ長兵衛に到着。 お土産を買い、珍しいどんぐりを煎ったものをつまみながら熱いコーヒーを戴いて帰宅する。


ロッジの前には、写真のオダマキなどの花が満開でした。